カニ泡(読み)かにあわ

世界大百科事典(旧版)内のカニ泡の言及

【食用油】より

…これは光,金属,温度により促進されるので冷暗所に保存し,開封後も容器はなるべく密栓し,早く使いきるのが望ましい。同じ油でなん回も揚物をすると発煙,着色,粘度の増加があり,ついには細かい持続性の泡(カニ泡)を発生するが,これらを総称して油の劣化という。この主因は高温加熱であるから,これを少なくするには,適温以上の加熱と高温の不要な保持を避ける必要がある。…

※「カニ泡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android