カタガン地方(読み)カタガンちほう(英語表記)Kataghan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カタガン地方」の意味・わかりやすい解説

カタガン地方
カタガンちほう
Kataghan

アフガニスタン北東部,タハール州コンドゥーズ州バグラーン州にまたがる,同国で最も農業の豊かな地方。コンドゥーズ川の流域で面積約3万 1000km2。北はアムダリア (タジキスタンとの国境) で区切られ,平野が広く,南東部はヒンドゥークシ山脈系のハワージャモハメッド山脈で区切られ山岳地帯である。西はコンドゥーズとサマンガーン州との間の砂漠と接している。住民の大半はウズベク人。主要産物と中心地は,米,オオムギ (ハーナバード) ,綿花 (コンドゥーズ) ,テンサイ (バグラーン) である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android