カウレン

化学辞典 第2版 「カウレン」の解説

カウレン
カウレン
kaurene

C20H32(272.47).カウラン骨格をもつ四環性ジテルペン.ナギPodocarpus nagiなど多くのマキ科の精油成分.また,Gibberella fujikuroiの菌体にも存在している.ジベレリンエンメイン,アチシン,グラヤノトキシンなどのジテルペン類の生合成中間体と考えられている.融点50 ℃.-80°(クロロホルム).[CAS 562-28-7]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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