旺文社世界史事典 三訂版 「カイバル峠」の解説
カイバル峠
カイバルとうげ
Khyber
この峠は古来インドへの入り口として重要であった。アーリア人・ダレイオス1世・アレクサンドロス大王や,ガズナ朝のマフムード・ムガル帝国のバーブルなど多くの侵入軍がここを通過した。また大乗仏教もここから北伝し,麓のガンダーラ地方ではガンダーラ文化が栄え,法顕 (ほつけん) や玄奘 (げんじよう) もここを通過してインドにはいった。
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