オーナメント(読み)おーなめんと

精選版 日本国語大辞典 「オーナメント」の意味・読み・例文・類語

オーナメント

〘名〙 (ornament)
① 飾り。装飾装飾品宝石。また、装身具
※月曜講演(1898)〈内村鑑三〉四「かの『クライブ伝』の如き、印度の東洋的装飾(オリエンタルオーナメント)を叙するに当っては錦思繍腸を絞りたる美文なれども」
印刷で、飾り罫。メント。〔改訂増補や、此は便利だ(1918)〕

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デジタル大辞泉 「オーナメント」の意味・読み・例文・類語

オーナメント(ornament)

飾り。装飾。装飾品。
飾りけい。メント。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「オーナメント」の解説

オーナメント

飾り、装飾、装飾品、飾り罫を指し、広義には、インテリアやデザイングッズ、置物小物、また飾り罫などのことをいう。特にキャラクターなどの象徴物を用いた装飾品を指すことが多い。また、クリスマスを始め、ひな祭り、ハロウィン、こどもの日など特別な日に合わせ、それぞれ行事を表すオーナメントが発売・自作される。

(2013-11-11)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のオーナメントの言及

【文様】より


[装飾としての文様]
 文様を飾る対象は,人体をはじめ,衣服,器物,家具,その他の工芸品や建築物などにひろくわたるが,その目的としては,第1には,純粋に〈飾る〉ということだけのための快楽的,観賞的な装飾文様がある。物を〈飾る〉とか〈装う〉とかいう言葉は,西洋ではラテン語起源の〈デコレーションdecoration〉あるいは〈オーナメントornament〉などがあるが,それらは人間の生活にとってよけいなものとか,ぜいたくなものと考えられたこともあった。しかし,それは本来,人間のもって生まれた装飾本能に由来するもので,先史時代以来,人類はみずからの生活環境を美化し,人生の喜びを見いだそうとして,あらゆるものに装飾をほどこしてきた。…

※「オーナメント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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