オートクリン

化学辞典 第2版 「オートクリン」の解説

オートクリン
オートクリン
autocrine

自己分泌ともいう.ホルモンなどの情報伝達分子は,細胞間コミュニケーションに使われるのが一般的であるが,情報伝達分子がそれを分泌した細胞自身にはたらきかける場合をオートクリンという.各種細胞の自律的制御機構として細胞活性の促進抑制に重要である.遠く離れた細胞にはたらきかける場合を内分泌(エンドクリン),ごく近傍の細胞にはたらきかける場合をパラクリンという.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「オートクリン」の解説

オートクリン

 自己分泌ともいう.生理活性物質産生分泌する細胞自身が標的でもある信号伝達方式,すなわち細胞自身が作るホルモンがその細胞自身に作用するといった様式

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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