オータコイド

デジタル大辞泉 「オータコイド」の意味・読み・例文・類語

オータコイド(autacoid)

生体内で局所的に生成されて作用する生理活性物質総称ヒスタミンセロトニンプロスタグランジンなどを指し、他の器官で作用するホルモンは除かれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「オータコイド」の解説

オータコイド

 一般的に合成する細胞が広く分布しており,作用も局所的な生理活性物質をいうが,必ずしもこの定義に適合しない場合がある.ホルモンであることが明確になった場合は一般的に除かれる.ヒスタミン,アンギオテンシン,プロスタグランジンが例.他に生理活性を抑制する物質ケイロン(chalone)を含めることがある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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