精選版 日本国語大辞典 「オルド」の意味・読み・例文・類語
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
トルコ語,契丹(きったん)語,モンゴル語,満洲語で「宮廷」を意味する語。遊牧君主,首長の天幕の宮殿をオルドといい,それに直属する軍隊,官僚,使用人の天幕も含めた天幕群全体も総称してオルドといった。遊牧国家の中枢組織であるが,転じて幕営,本拠さらには政府もさした。最古の用例は突厥(とっけつ)碑文(古代トルコ語)のordu。遼では,皇帝没後に維持された宮廷関連の組織を斡魯朶(オルダ)といった。チンギス・カンの宮廷は,四大オルドと呼ばれ,死後も長く維持された。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
モンゴル語、トルコ語で、宮殿、中央を意味する。もとはハンの天幕をさした。中国、遼(りょう)代においては皇帝に各一つのオルドが設置されたが、これにはそのオルドに隷属する州、県、部民が配属され、オルドの経費や護衛の兵士を出した。皇帝の死後は、その皇后が管理にあたり、州、県の部民はそのまま受け継がれて、皇帝の陵幕を守った。元代においても同様のオルドの制が設けられたが、その数はもっと多く、たとえばチンギス・ハン、フビライ・ハンには各四つのオルドが設けられている。
[森川哲雄]
《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
1/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
12/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新