オリサバ山(読み)オリサバサン

デジタル大辞泉 「オリサバ山」の意味・読み・例文・類語

オリサバ‐さん【オリサバ山】

Pico de Orizaba》メキシコ東部にある火山同国最高峰で、標高5675メートル。オリサバ北西約30キロメートル、プエブラ州ベラクルス州州境に位置する。山頂部は万年雪を頂き、メキシコ湾から吹きつける湿った貿易風により、東麓に大量の雨が降る。シトラルテペトル山

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改訂新版 世界大百科事典 「オリサバ山」の意味・わかりやすい解説

オリサバ[山]
Pico de Orizaba

メキシコ中部,ベラクルス州とプエブラ州との境にある同国の最高峰の火山。別名シトラルテペトルCitlaltepetleはナワ語で〈星の山〉の意。標高5699m。16世紀以来,数回の噴火が知られており,多量の噴出物を出した。1687年以降は火山活動が停止している。美しい円錐形の火山で,万年雪をいただく。山頂は,それぞれ火口をもつ三つの峰からなっている。南東約30kmに,観光・保養地オリサバ市がある。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オリサバ山」の意味・わかりやすい解説

オリサバ山
オリサバさん

シトラルテペトル火山」のページをご覧ください。

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