オムロン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オムロン」の意味・わかりやすい解説

オムロン

健康関連機器で知られる電気機器メーカー。 1933年創業の立石電機製作所を前身に,48年立石電機として設立。 55年立石電機販売,立石電機研究所を分離設立するが,のちに合併。 59年商標を OMRONと制定。 65年西京電機立石製作所を合併。制御装置のトップメーカーで,特に電子交通制御システム,駅務システム,バンキング・システムなどの情報システム機器の開発,実用化で知られる。 90年現社名に変更。売上構成比は,制御機器 53%,専用機器 10%,電子決済・公共情報システム 26%,健康機器9%,その他2%。年間売上高 5552億 8000万円 (SEC方式。うち輸出 21%) ,資本金 640億 7900万円,従業員数 7134名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「オムロン」の解説

オムロン

正式社名「オムロン株式会社」。英文社名「OMRON Corporation」。電気機器製造業。昭和8年(1933)前身の「立石電機製作所」創業。同23年(1948)「立石電機株式会社」設立。平成2年(1990)現在の社名に変更。本社は京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町。東京本社は東京都港区虎ノ門。情報・制御システムメーカー。制御機器・車載部品・液晶用バックライトなどを製造。一般消費者には低周波治療器・体脂肪計などの健康機器で有名。東京証券取引所第1部・フランクフルト証券取引所上場。証券コード6645。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

とっさの日本語便利帳 「オムロン」の解説

オムロン

旧本社所在地・京都市御室(おむろ)+語調を整えるための「ン」

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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