オキナワアオガエル(読み)おきなわあおがえる

世界大百科事典(旧版)内のオキナワアオガエルの言及

【アオガエル(青蛙)】より

…初夏の夜,池などに群れが集まり,水面に垂れた枝に,直径15cmほどのメレンゲのような白い泡状の“巣”を多数ぶら下げる。南西諸島に分布するオキナワアオガエルR.v.viridis,ヤエヤマアオガエルR.owstoni,アマミアオガエルR.v.amamiensisの3種類は,昼の太陽が照りつけるバナナの葉に休んでいるのをよく見かけるが,1~5月ごろシダ類の葉の上や水辺の地上に泡状の卵塊を産みつける。体長4~6cmでやや小型の日本本土産シュレーゲルアオガエルR.schlegeli(イラスト)は,泡の卵塊を水田のあぜ道などの地中の穴に産むが,卵塊は増水によって水面に流れ出る。…

※「オキナワアオガエル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」