ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エミール」の意味・わかりやすい解説
エミール
Emile
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…アラビア語で〈司令官〉〈総督〉を意味し,転じてイスラム世界で支配者や王族の称号としても使われた。のちにペルシア語やトルコ語(エミールemīr)でも用いられた。はじめはイスラム教徒の集団の長に対して使われた。…
…人間にとって自由・平等が重要であると自覚した近代市民革命では,精神の自由を獲得するうえで教育は権利として重視され,その自由にとって学校という集団で行う教育はなじまないと考えられた。しかし,ルソーの《エミール》に書かれている家庭教師による一対一の教育はあまりに特権的であり,現実的でないことは明白であった。そこで公費による平等の学校教育が構想されるようになる。…
… これに対し〈教育学〉の語は,18世紀後半,とくにカントが講義題目に使用することによって定着した。カントはルソーの《エミール》に刺激され,人間は教育によって初めて人間になるとし,人間性の可能性の実現を探究した。ここでは教授の方法を意識しながらも,実現すべき価値の追求に力点がおかれた。…
…木綿やウールなど耐久性,伸縮性,吸汗性のある布が使われ,身体が自由に動かせ,着脱の容易な形が選ばれる。子ども服が大人の衣服と区別されるようになったのは19世紀半ば以降で,ルソーの《エミール》を契機として,子どもの生活と人権が社会的に認識されてからである。ルソーは当時の乳児の包帯状のおくるみ(スワドリングswaddling)と,大人を模倣した服装は,発育期の子どもの精神と肉体の成長を妨げると指摘し,子ども独自の服装を提唱した。…
…その思想的源流はJ.J.ルソーに,実践的源流はJ.H.ペスタロッチに求めることができる。すなわち,ルソーは《エミール》(1762)で,当時のフランスの特権階級の教育がいかに人間の自然の発達をゆがめているかをするどく告発し,大地の上で額に汗して働く農民の生活こそが教育的機能を果たしている,と指摘し,〈農夫のように働き哲学者のように思索する〉人間の育成を教育の目標として示した。またペスタロッチも,労働が人間をつくるという事実を重視し,〈生活が陶冶する〉教育のあり方を追求した。…
※「エミール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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