エマニュエル・エドワール シャヴァンヌ(英語表記)Emmanuel Édouard Chavannes

20世紀西洋人名事典 の解説

エマニュエル・エドワール シャヴァンヌ
Emmanuel Édouard Chavannes


1865.10.5 - 1918.1.29
フランスの東洋学者。
元・コレージュ・ド・フランス教授。
リヨン生まれ。
1889年北京公使館付として中国に派遣され、学術調査に当たる。帰国後’93年コレージュ・ド・フランス教授に就任し、1903年には学士会員となる。エコール・ノルマル在学中に師であったにコルディエとともに、’04年以後東洋学雑誌「通報」の編集に当たる。「史記」の翻訳精力を注ぎ、「史記約解」5巻は原書の約3分の1に及ぶ。また、フランス東洋学者の権威であるペリオ共著で「支那発見摩尼教遺文考釈」を発表するなど、中国学の発展にその一生を尽くした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android