エフェメリス(英語表記)ephemeris

翻訳|ephemeris

デジタル大辞泉 「エフェメリス」の意味・読み・例文・類語

エフェメリス(ephemeris)

天体暦
衛星測位システムにおいて、測位衛星が送信する詳細な軌道情報。各衛星の正確な位置情報と時刻情報を含む。測位精度は最高1メートル程度。放送暦。→アルマナック2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のエフェメリスの言及

【暦】より

…本居宣長は《真暦考》で〈さて来経(きへ)といへば,すなはち年月日の経ゆくこと,……,暦をこよみとつけたるも来経読(けよみ)にて一日一日とつぎつぎに来経るを数へゆく由の名なり〉と別説をとなえている。ここで暦の意味を考えると,暦(アルマナックalmanac)は,日を記述するための基準としての暦(カレンダーcalendar)と,天象の予言書としての暦(エフェメリスephemeris)という異なった二つの目的をもつものが混同されていっしょに用いられていることがわかる。現在ふつうに使われている,いわゆるカレンダーは日を記述するためのものであり,天象については専門家の用いる天体暦が別に存在する。…

※「エフェメリス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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