エノラート(読み)えのらーと

世界大百科事典(旧版)内のエノラートの言及

【ケトン】より

ヒドロキシルアミンとはオキシムRR′CNOHを,また第二アミンとはエナミンRCHC(NH2)R′を生じる。このようなカルボニル基への反応のみならず,カルボニル基に隣接する炭素上の水素原子(α‐水素)は,強い塩基により引きぬかれ,エノラートを生じる。このエノラートは,アシル化剤,アルキル化剤,アルデヒドなどと容易に反応する。…

※「エノラート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」