エステルハージ ペーテル(英語表記)Esterházy Péter

現代外国人名録2016 の解説

エステルハージ ペーテル
Esterházy Péter

職業・肩書
作家,エッセイスト

国籍
ハンガリー

生年月日
1950年4月14日

出生地
ブダペスト

学歴
ブダペスト大学数学科〔1974年〕卒

受賞
ローマ文学フェスティバル賞,全ヨーロッパ文学オーストラリア国家賞

経歴
中央ヨーロッパの名門貴族であり、多くの武人文人を輩出しているエステルハージ公家の末裔に生まれたが、1951年一党独裁、社会主義体制から人民の敵として領地を没収され、一家は強制居住地に移住。’74年大学卒業後、専門分野の仕事に就くが、’76年処女作「ファンチコーとピンタ」を発表。’78年からは作家活動に専念し、3作目の「生産小説」(’79年)でポストモダン作家としての地位を確立。2000年短編、エッセイを集めた「黄金のブタペスト」を出版。現代ハンガリーを代表する作家の一人。他の著書に「純文学入門」(’86年)、「ハーン=ハーン伯爵夫人のまなざし―ドナウを下って」(’91年)、「女がいる」(’95年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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