エキマン鏡(読み)えきまんきょう

世界大百科事典(旧版)内のエキマン鏡の言及

【幻灯】より

… 東洋ではイスラム神秘主義の流入とともに15世紀ころ根づいたジャワの影絵ワヤン,日本では江戸期に流行しだした走馬灯など,映像演劇,映像玩具がわずかに存在した。西洋の幻灯は江戸時代後期に〈エキマン鏡〉の名で日本に渡来,早速大坂で見世物になった。三笑亭(池田)都楽は1803年(享和3)に種板を操作して画像に変化を与える独自の装置を考案し,〈写し絵〉と呼ばれ評判をとった。…

※「エキマン鏡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」