ウル=カ=ギナ(英語表記)Uru-Ka-Gina

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウル=カ=ギナ」の意味・わかりやすい解説

ウル=カ=ギナ
Uru-Ka-Gina

古代シュメールの都市国家ラガシュの初期王朝時代末期の王 (在位?~前 2375頃) 。悪弊を廃し,秩序を回復するため,社会改革を断行した。のち隣国のウンマに敗れ,独立を失った。発掘されたウル=カ=ギナの法令は,法律政治に関する史料として重要。

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