ロシア連邦東部,ブリヤート共和国の首都。人口35万2623(2004)。バイカル湖の東方75km,シベリア鉄道の沿線にあり,モンゴルに通ずる鉄道・自動車道の起点で,モンゴルとの貨客輸送の要衝として知られる。セレンガ川とウダ川の交流点にある河港でもあり,飛行場もある。1666年にコサックの越冬基地ウジンスクUdinskとしてはじまり,89年にできたベルフネウジンスク城塞の周辺に都市として発展した。19世紀の後半にはザバイカリエの一大商業中心地であった。1920年に極東共和国の首都,23年にブリヤート・モンゴル自治共和国の,58年にブリヤート自治共和国(現,ブリヤート共和国)の首都となる。機関車,ガラス,羅紗の各工場と肉製品コンビナートがある。獣医,教育など四つの大学のほか,科学アカデミーのブリヤート支部が置かれ,インド・チベット医学の研究も行われている。ブリヤート文化を継承する劇場,博物館などの施設も多い。1934年までベルフネウジンスクVerkhneudinskと呼んだ。
執筆者:山本 敏
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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