ウュルツ=フィティヒ反応(読み)ウュルツ=フィティヒはんのう(英語表記)WurtzFittig reaction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ウュルツ=フィティヒ反応
ウュルツ=フィティヒはんのう
WurtzFittig reaction

炭化水素合成法の1種。金属ナトリウムをハロゲン化炭化水素に作用させることにより,2個の炭化水素基を結合させる反応。 C.ウュルツハロゲン化アルキルを用いて成功し (1855) ,R.フィティヒが芳香族ハロゲン化物にまで拡張した (64) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android