ウマー(読み)うまー

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウマー」の意味・わかりやすい解説

ウマー

パールバティー」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のウマーの言及

【インド神話】より

…シバの妃はパールバティーPārvatī(〈山の娘〉の意)である。彼女はヒマラヤの娘とされ,また,ウマー,ガウリー,ドゥルガーなどとも呼ばれ,血なまぐさい狂暴な姿をとるときは,カーリーと呼ばれる。軍神スカンダ(韋駄天)と象面のガネーシャ(聖天)は,シバとパールバティーの息子とされる。…

【カーリー】より

…ヒンドゥー教の主神シバの妃であるドゥルガー(別名パールバティー,ウマー,ガウリー)が恐ろしい形相をとった時の呼称とされるが,元来は別の神格であったようである。カーリー女神は牙のある口から長い舌をだらりとたらし,黒くて瘦せ細ったおぞましい姿で図像化される。…

【シバ】より

…彼はまた,妻サティーSatīの死を悲しんで,彼女の父ダクシャの祭式を破壊する。ヒマラヤの娘パールバティーPārvatī(ウマー,ドゥルガー,ガウリーなどとも呼ばれる)はサティーの生れ変りとされ,苦行の末に彼の妻となった。その間に生まれた息子が軍神スカンダ(韋駄天)である。…

【ドゥルガー】より

シバ神の妻。パールバティーPārvatī,ウマーUmā,ガウリーGaurī,カーリーなどの別名をもつが,これらは元来別の女神であったと考えられている。ドゥルガーは〈超え難い女性〉という意味で,悪魔たちを殺す恐ろしい女性戦士とみなされている。…

※「ウマー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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