ウパーヤ(読み)うぱーや

世界大百科事典(旧版)内のウパーヤの言及

【般若】より

…それらは《大般若波羅蜜多経》600巻(玄奘訳)として集大成された。さらに密教では,〈般若〉と〈方便(ほうべん)〉(ウパーヤupāya)とがあいまってはじめて解脱が成就されると説かれた。真理たる〈般若〉を体得するためには,手段としての〈方便〉が必要だからである。…

※「ウパーヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」