ウォークマン(英語表記)Walkman

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウォークマン」の意味・わかりやすい解説

ウォークマン
Walkman

小型の再生専用音楽プレーヤに小型のヘッドホンをつけ,携帯を可能にしたステレオ音響機器の商標。1979年ソニーが発売,若者の絶大な支持を集め,音楽を聴きながら町を歩くことが社会現象となり,やがて日常的な行為となった。家電各社が同様の商品を発売,「ウォークマン」はヘッドホンステレオ機器の代名詞的存在となった。小型軽量化と多機能化が進み,録音機能やラジオ受信機能をもつものも登場。記録媒体も多様化し 1980年代半ばに CDコンパクトディスク)用,1992年に MDミニディスク)用機器が登場,1999年にはインターネットで配信された音楽データをフラッシュメモリに記録するものが発売された。

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とっさの日本語便利帳 「ウォークマン」の解説

ウォークマン

ソニーが開発し、一世を風靡した携帯用音楽プレーヤー。「ウォークマン」はソニーの登録商標で、一般には「ヘッドホンステレオ」。一九七九年にスタートした当初はカセットテープ用だったが、現在は、CD、MD、カード型メモリーメディア用のウォークマンが普及している。

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デジタル大辞泉 「ウォークマン」の意味・読み・例文・類語

ウォークマン(Walkman)

ヘッドホンまたはイヤホンで聴く、携帯用小型カセットテープのステレオ再生装置の商標名。昭和54年(1979)ソニーが開発。その後、コンパクトディスクミニディスク用の製品フラッシュメモリーハードディスクを内蔵した製品などが作られている。

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デジタル大辞泉プラス 「ウォークマン」の解説

ウォークマン

ソニー(現:ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ)が販売するポータブルオーディオプレーヤーシリーズ名初号機は1979年発売のカセットテープタイプ。

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精選版 日本国語大辞典 「ウォークマン」の意味・読み・例文・類語

ウォークマン

(Walkman) ヘッドホン専用の携帯用オーディオプレーヤーの商標名。

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