ウォルナット(英語表記)walnut

翻訳|walnut

精選版 日本国語大辞典 「ウォルナット」の意味・読み・例文・類語

ウォルナット

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色名がわかる辞典 「ウォルナット」の解説

ウォルナット【walnut】

色名一つクルミクルミの殻のようなみがかった明るい茶色。17世紀初期ごろからイギリスで広く通用していた。このように本来は殻の色だが、クルミの木材の色名としても使われている。やや灰みがかったブラックウォルナットは有名。和名胡桃色はクルミの樹皮果皮染料として染めた淡い茶色のことで、由来が異なる。

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世界大百科事典(旧版)内のウォルナットの言及

【木工芸】より

…木工にとって重要なろくろ技術はメソポタミア地方の古代国家の家具に多くみられるため,この技術の発生地はメソポタミア地方とされている。イギリスの家具史研究家パーシー・マッコイドは家具の歴史を,使用された木材から〈オーク(ナラ,カシ)の時代 1400‐1660年〉,〈ウォルナット(クルミ)の時代 1660‐1720年〉,〈マホガニーの時代 1720‐70年〉,〈サテンウッドの時代 1770年~19世紀初期〉と時代区分している。19世紀中期以後は主役をなす木材はなく,家具の使用目的に応じて多種多様な木材が使われるようになった。…

※「ウォルナット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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