インテリ

デジタル大辞泉 「インテリ」の意味・読み・例文・類語

インテリ

インテリゲンチア」の略。
[類語]インテリゲンチア知識人知識階級文化人教養人有識者識者知者物知り生き字引知恵袋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「インテリ」の意味・読み・例文・類語

インテリ

〘名〙 (「インテリゲンチャ」の略)
真理の春(1930)〈細田民樹面会「家村は労働者の真面目な口吻で、知識階級(インテリ)の『同志愛』に、迷惑笑ひをした」
② 知識、学問教養のある人。知識人。
家族会議(1935)〈横光利一〉「大学を優秀な成績で出たインテリとは見えぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のインテリの言及

【インテリゲンチャ】より

…社会的出自は貴族(ツルゲーネフの小説《父と子》によれば〈父の世代〉),雑階級人(〈子の世代〉)に分かれ,19世紀半ば以降,後者の比率が高まるとともにこの用語が普及した。ロシア・インテリゲンチャの発生・存在はピョートル大帝の西欧化政策,フランスやドイツの西欧思想の流入と密接につながり,ロシアとヨーロッパ,ナロード(人民)とインテリゲンチャの関係はつねに大きな問題であった。20世紀初めには1905年革命の評価をからめてインテリゲンチャ論が盛んになり,インテリゲンチャを階級の枠内でとらえるマルクス主義者,マルクス主義の立場を徹底させ搾取階級と見るマハエフツィ(ポーランドの社会主義者V.K.マハイスキを指導者とするグループ),階級や身分の枠をこえた倫理的現象と見るネオ・ナロードニキ,創造性を欠くインテリゲンチャを批判し宗教による再生を説く《道標》派等が論争をかわした。…

※「インテリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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