インターラーケン(英語表記)Interlaken

精選版 日本国語大辞典 「インターラーケン」の意味・読み・例文・類語

インターラーケン

(Interlaken) スイス中部、ベルン州の南東部にある観光保養地ユングフラウアイガーメンヒなどの山岳景観にすぐれ、登山基地としても有名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「インターラーケン」の意味・読み・例文・類語

インターラーケン(Interlaken)

スイス中部の都市。ユングフラウの北、トゥーン湖ブリエンツ湖との間にあり、アルプス登山・観光の基地。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「インターラーケン」の意味・わかりやすい解説

インターラーケン
Interlaken

スイス中部,ベルン州のトゥーン湖,ブリエンツ湖にはさまれた観光の町。人口4900(1980)。地名それ自体が〈湖の間〉を意味する。12世紀にアウグスティヌス派修道院建立に伴って開発され,都市ベルンの保護支配を受けた。早くから観光地として発展したが,1890年ラウターブルンネンとグリンデルワルトまで,次いで1912年にユングフラウヨッホ(3457m)まで登山鉄道が完成すると,ベルナー・アルペンへの前進基地として爆発的人気をえた。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インターラーケン」の意味・わかりやすい解説

インターラーケン
Interlaken

スイス中部,ベルン州の町。ブリエンツ湖とトゥーン湖にはさまれたベデリ平地に位置することからこの名 (湖間の意) がある。町はアーレ川左岸に沿って,アウグスチノ会の修道院を中心に発達した。この修道院は 1528年に廃止されたが,建物は今日も残っており,英国国教会,スコットランド長老派,フランス系プロテスタント (ユグノー) など諸派の礼拝が行われている。 1750年に築かれた城は郡役所として使用されている。町は南側にユングフラウなどベルナーオーバーラントの山々を望み,アルプス観光の中心地として知られ,東部の駅からグリンデルワルト,ラウターブルンネン,ミュレンなどの景勝地に鉄道が通じている。主産業は観光のほか時計,織物など。住民のほぼ全員がドイツ系のプロテスタント。人口 5500 (1988推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「インターラーケン」の意味・わかりやすい解説

インターラーケン

スイス,ベルン州の町。町名は,ラテン語で〈湖の間〉の意。アーレ川に沿い,トゥーン湖とブリエンツ湖にはさまれている。気候温和でスイス最古の保養地の一つ。ユングフラウの好展望地で登山根拠地。約4900人。
→関連項目スイス・アルプスのユングフラウとアレッチ氷河

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「インターラーケン」の意味・わかりやすい解説

インターラーケン
いんたーらーけん
Interlaken

スイス中央部、ベルン州の町。標高563メートル。人口5094(2001)。ブリエンツ湖とトゥーン湖の間にあり、アーレ川に沿って立地する。1133~1528年にこの地にあった僧院の名が地名のおこりで、ラテン語名インテルラクスInterlacsは「湖の間」の意味である。ベルナー・オーバーラント(ベルン・アルプス)への観光の中心地で、グリンデルワルト、ラウターブルンネン行きのベルナー・オーバーラント鉄道の起点である。

[前島郁雄]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android