イレズミコンニャクアジ(英語表記)Icosteus aenigmaticus; ragfish

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イレズミコンニャクアジ」の意味・わかりやすい解説

イレズミコンニャクアジ
Icosteus aenigmaticus; ragfish

スズキ目イレズミコンニャクアジ科の海水魚全長 2m内外。体高は高く,著しく側扁する。鱗はない。体形イボダイ類(→イボダイ)に似ているが,食道嚢をもたない。若魚の体色は半透明黄褐色で,小紫色斑が多数散在し,各鰭は暗色である。成長すると腹鰭は消失し,尾鰭後縁も湾入形となる。深海性(→深海魚)。北日本,北太平洋に分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android