イボタロウカタカイガラムシ

百科事典マイペディア の解説

イボタロウカタカイガラムシ

イボタロウムシとも。半翅(はんし)目カタカイガラムシ科の昆虫の1種。雌は球状でつやのある赤茶色,体長10mm。雄は有翅で体長約3mm。雄の幼虫白色の蝋(ろう)物質を分泌。この蝋塊はイボタ蝋と称し,家具のつや出しや薬用に用いられる。日本,中国,ヨーロッパなどに分布し,イボタノキネズミモチトネリコなどに寄生
→関連項目カイガラムシ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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