イグリブネ(読み)いぐりぶね

世界大百科事典(旧版)内のイグリブネの言及

【さばに】より

…鹿児島県の吐噶喇(とから)列島から南,南西諸島の各地で使われていた刳(くり)舟。奄美大島ではウバ,徳之島ではイグリブネともいっていた。大きさは多様であるが,通常は長さ4.5mくらいのもので,古くは松材で造り,近代に入ってからは主として杉材で造っていたが,しだいに板舟に変わり,現在完全な刳舟は博物館でしか見られない。…

※「イグリブネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android