イエローペーパー

精選版 日本国語大辞典 「イエローペーパー」の意味・読み・例文・類語

イエロー‐ペーパー

〘名〙 (yellow paper) 犯罪他人の醜聞、秘密など、興味本位で扇情的な記事が多い新聞。日本の赤新聞に当たる。〔新しき用語の泉(1921)〕
江戸から東京へ(1923)〈矢田挿雲〉九「有喜世新聞のち改めて改進新聞〈略〉これが日本に於けるエーローペーパーの祖であろう」
[語誌]一八九〇年代、米国でピューリッツァー系とハースト派の新聞が激しい部数競争を行い、人気漫画「イエロー・キッド」の奪い合いを演じたところからの呼称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「イエローペーパー」の意味・読み・例文・類語

イエロー‐ペーパー(yellow paper)

個人会社などの秘密や弱点を暴くことなど、興味本位の低俗な記事が多い新聞。黄色おうしょく新聞。赤新聞。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android