アーラン(読み)あーらん

ASCII.jpデジタル用語辞典 「アーラン」の解説

アーラン

通信回線におけるトラフィック量の単位表記ERL。アーランは、トラフィック理論の創立者A.K.Erlang氏に由来する。通信回線の利用時間のトラフィック量を表す際に使われる。

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世界大百科事典(旧版)内のアーランの言及

【呼量】より

… トラヒック量=通信回線の延べ保留時間これは観測時間により変わるが,これを単位時間当りに換算した値が呼量であり,呼量はトラヒック密度とも呼ばれる。呼量は次元のない単なる割合を示す量であるが,トラヒック理論の創始者A.K.Erlangの名にちなみアーラン(記号erl)という単位で示される。1本の回線が運びうる最大の呼量はその回線が連続して使用されている場合で,そのときの通信量が1アーランに相当する。…

【トラヒック】より

…このような考え方からトラヒック量は(トラヒック量)=(通信回線の延べ保留時間)と定義されている。これを単位時間当りに換算した値を呼量あるいはトラヒック密度といい,アーランerlangという単位で表示する。例えばある回線で1時間当りに呼全体で延べa時間分の通信が運ばれたときに,aアーランの呼量が運ばれたという。…

※「アーラン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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