アーティキュレーション(英語表記)articulation

翻訳|articulation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「アーティキュレーション」の解説

アーティキュレーション
articulation

教育用語で,初等学校から中等学校,中等学校から高等学校への進学の接続関係をいう。アーティキュレーションの仕方によって,その学校系統や,学校系統の背景にある社会の性格を判定することができる。一般に教育機会の均等化が進むほど,学校のアーティキュレーションは単純化,均一化の方向に進む。 (→学校体系 )

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デジタル大辞泉「アーティキュレーション」の解説

アーティキュレーション(articulation)

音楽で、おのおのの音の区切り方やつなぎ方のこと。通常、レガートスタッカートテヌートなどの用語で表現される。楽譜上では、これらを表す特定の記号で表記される場合が多い。

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大学事典「アーティキュレーション」の解説

アーティキュレーション

「骨と骨の接合点」「関節」を意味する語を語源とするアーティキュレーションという用語は,教育の分野で用いられる場合,異なった教育段階間(初等教育,中等教育,高等教育),あるいは異なった学校段階間(小学校,中学校,高等学校,大学等)でスムーズに移行が可能であるように調整が行われた,連続した接続関係のことを指す。または同一段階の各学校間や異なった学科間における同様の接続関係を指す。前者は垂直的なアーティキュレーション,後者は水平的なアーティキュレーション(インテグレーションとも)と呼ばれる。もともとは,アメリカ合衆国における大学等の高等教育機関が,大衆教育機関となったハイ・スクール(中等教育機関)に対し,大学教育を受けるのに十分な準備教育を行うよう求めたことで,19世紀末の中等教育改造運動期(アメリカ)以降に焦点化されるようになった考え方である。日本では,1970年代から大学入試のあり方をめぐって,中等教育と高等教育の間の垂直的アーティキュレーションの問題が研究され始めた。大学をめぐるアーティキュレーションの問題には,入学者選抜だけでなく,異なった学校段階間の接続,同一段階の学校間・学科間の教育課程の接続や相互乗り入れ(単位互換の問題)等も含まれる。
著者: 齋藤千尋

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

世界大百科事典内のアーティキュレーションの言及

【フレージング】より

…また楽句の切れ目はリズム的な原理ばかりでなく,音の強弱や音色の変化からも感得されることがある。そこからアーティキュレーションarticulationとの混同も生じる。しかしアーティキュレーションはレガートやスタッカートなど,各音の演奏表現にかかわる概念であって,音楽的意味の区分であるフレージングとはあくまでも区別されねばならない。…

※「アーティキュレーション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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