アンモシーテス(読み)あんもしーてす

世界大百科事典(旧版)内のアンモシーテスの言及

【円口類】より

…生殖巣は1個。ヤツメウナギ類はアンモシーテスammocoetesと呼ばれる幼生の時期を3~7年間過ごした後に変態して成体の形になるが,メクラウナギ類の発生は直達である。生態的には,海にすむもの,海と川の間を回遊するもの,陸封性のものがある。…

【ヤツメウナギ(八目鰻)】より

… 内部骨格は軟骨性で背びれと尾びれだけがあり,体表にはうろこがなく粘液におおわれること,口が吸盤状で鼻孔が一つしかないこと,体側に7対の外鰓孔があることが特徴。アンモシーテスammocoetesという幼生期には頭が小さく,眼が皮膚の下に没して吸盤もなく,川底の泥中で口内の繊毛を動かしプランクトンや有機物を食べる。秋から冬にかけて変態し成体となる。…

※「アンモシーテス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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