アンドレアス シュタイアー(英語表記)Andreas Staier

現代外国人名録2016 の解説

アンドレアス シュタイアー
Andreas Staier

職業・肩書
チェンバロ奏者,フォルテピアノ奏者

国籍
ドイツ

生年月日
1955年9月13日

出生地
西ドイツ・ゲッティンゲン(ドイツ)

受賞
ドイツ批評家賞〔2002年〕,レコード・アカデミー賞(声楽曲部門,第40回)〔2002年〕

経歴
ハノーファーでピアノとチェンバロを学び、アムステルダムのコープマンの下で研鑽を積む。1983〜86年古楽合奏団・ムジカ・アンティクワ・ケルンのチェンバリストとして活躍。その後はソロや室内楽で活動の場を広げ、チェンバロ、フォルテピアノ演奏の第一人者として名声を確立。ドイツ歌曲の伴奏でも活躍。また’87〜96年バーゼル・スコラ・カントルムのチェンバロ講師も務める。2008年シューマンの独創的な解釈に迫る新譜をリリース。同年日本でも公演を行う。アルバムに「トルコ行進曲付きソナタ」「ゴルトベルク変奏曲」「ディアベッリ変奏曲」、J.S.バッハ「チェンバロ協奏曲集」など。学者並みの知的な原典研究で、古楽界でも一目置かれる存在。親日家。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android