日本大百科全書(ニッポニカ) 「アンゴラ(ウサギ科)」の意味・わかりやすい解説 アンゴラ(ウサギ科)あんごらAngora 哺乳(ほにゅう)綱ウサギ目ウサギ科の動物。カイウサギの1品種で、トルコのアンゴラ(首都アンカラの古名)地方が原産といわれ、イギリスやフランスで毛用種として改良された。体重2.7~3.6キログラムほどで、毛は長く、柔らかい。年に3~5回の採毛で約500グラムの産毛量がある。毛質は軽く、保温力に富むため、高級織物や毛糸の原料となる。白色毛がもっとも商品価値が高い。[澤崎 徹][参照項目] | ウサギ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例