アルフレート ローゼンベルク(英語表記)Alfred Rosenberg

20世紀西洋人名事典 の解説

アルフレート ローゼンベルク
Alfred Rosenberg


1893.1.12 - 1946.10.16
ドイツの政治家,理論家。
元・東部占領地域担当大臣。
ロシア領レバル(後のエストニア共和国タリン)生まれ。
インド哲学美術、さらにリガの工業大学で建築を学ぶが、ロシア革命後、反ボルシェビズム、反ユダヤの立場を強める。1919年ミュンヘンへ移住、ナチ党員になり、’21年以来機関紙「フェルキッシャー・ベオバハター」編集長を務めた。’33年以降同党外交部指導者としてナチス理論宣伝に尽力するが、そのために当時のキリスト教会と対立。’40年文化財略奪部隊を組織、’41年には東部占領地域担当大臣。’46年ニュルンベルク国際軍事裁判で死刑判決を受ける。著作にナチズム聖典と呼ばれた「二十世紀の神話」(’38年)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 の解説

アルフレート ローゼンベルク

生年月日:1893年1月12日
ドイツの国家社会主議理論家,政治家
1946年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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