アルタシェス朝(読み)あるたしぇすちょう

世界大百科事典(旧版)内のアルタシェス朝の言及

【アルメニア】より

…ナイリ人と近縁関係のウラルトゥ(旧約聖書のアララト)はアルメニア最初の統一国家となり,前590年メディアに滅ぼされるまで続いた。アケメネス朝とそれに続くヘレニズム時代には,オロンテス(エルバンド)朝(前401‐前200),アルタシェス(アルタクス)朝(前190‐前1世紀,〈大アルメニア王国〉とも呼ぶ)が興った。アルタシェス朝はティグラン(ティグラネス)大王(在位,前95‐前55)の治世下に最盛期を迎え,領土は黒海,カスピ海,地中海に達した。…

※「アルタシェス朝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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