広義には,アルキル化反応生成物をいうが,工業的には,イソブタンにプロペンおよびブテンをアルキル化させて合成したイソパラフィン性ガソリンをいう.反応は,工業的に硫酸またはフッ酸を触媒として行われ,生成物は単に C7,C8 のイソパラフィンだけでなく,複雑な反応により C5~C12 程度のイソパラフィン混合物となり,もっともオクタン価の高いガソリンができる.近年,環境保全の観点から,イソパラフィン系ガソリンの需要が増えているため,増産傾向にある.また,触媒として環境負荷の小さい固体触媒の開発が進んでいる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
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