アラスカ型氷河(読み)あらすかがたひょうが

世界大百科事典(旧版)内のアラスカ型氷河の言及

【氷河】より

…懸垂氷河は急な斜面にへばりついたような小さなもので,そこからさらに下方へ落下して再生氷河(トルキスタン型氷河)がつくられていることもある。氷期に形成されたカール(圏谷)地形のなかに収まっている圏谷氷河,カールを谷頭部に形成しながら谷の下方へ流れ出している谷氷河(アルプス型氷河),谷氷河がいくつか合流して山麓の平野にまで達している山麓氷河(アラスカ型氷河)など規模に応じて名前が付けられている。大陸氷河よりはるかに小規模だが,山地全体が帽子をかぶったように氷河に覆われている例もあり,氷帽氷河と呼ばれる。…

※「アラスカ型氷河」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」