アヤ・ソフィア(読み)あやそふぃあ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アヤ・ソフィア」の意味・わかりやすい解説

アヤ・ソフィア
あやそふぃあ

ハギア・ソフィア

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のアヤ・ソフィアの言及

【イスタンブール】より

… 1453年5月29日,40日余の激戦の末,オスマン帝国軍は市壁を破って入城し,ビザンティン帝国は滅亡した。オスマン帝国のスルタン,メフメト2世は,ただちにこの町を帝国の新しい首都とするとともに,その名をイスタンブル(ギリシア語で〈町へ〉を意味するイスティンポリンIstinpolinに由来する)と改名し,ハギア・ソフィアをモスクに改築(現,アヤ・ソフィア)させた。スルタンは,これにつづいて新首都の再建事業に乗り出し,まず征服後市内にふみとどまった旧市民の生命・財産の安全を保証するとともに,アナトリアとバルカン領土内に住むトルコ人,ギリシア人,アルメニア人,ユダヤ人,ブルガリア人,セルビア人などの富裕な商人や職人を強制的に移住させた。…

【ハギア・ソフィア】より

…532年起工,537年献堂。1453年コンスタンティノープル陥落後,4本のミナレット,ミフラーブ,スルタンのためのマクスーラ(仕切席)などが加えられてモスクに転用されアヤ・ソフィアAyasofyaと呼ばれた。これがオスマン・トルコ建築に与えた影響は少なくない。…

※「アヤ・ソフィア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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