アミール カーン(英語表記)Amir Khan

最新 世界スポーツ人名事典 「アミール カーン」の解説

アミール カーン
Amir Khan
ボクシング

プロボクサー 元・WBA・IBF世界スーパーライト級チャンピオン
生年月日:1986年12月8日
国籍:英国
出生地:グレーター・マンチェスター州ボルトン
経歴:2004年17歳でアテネ五輪のボクシング・ライト級に出場、決勝では33歳で五輪2連覇を目指すマリオ・キンデラン(キューバ)に敗れ銀メダル。2005年7月プロデビュー。2007年7月ウイリー・リモンド(英国)を破り英連邦ライト級王座を獲得、同王座は4度防衛。2008年4月WBOインターコンチネンタルライト級王者マーチン・クリスジャンセン(デンマーク)に挑み7回TKO勝ちで王座を獲得したが、9月18連勝で迎えた初の防衛戦でブレイディス・プレスコット(コロンビア)に1回KO負け、プロ初黒星を喫し、王座を陥落した。2008年12月オイシン・ファガン(アイルランド)を2回TKO勝ちで降し、WBAインターナショナルライト級王座を獲得。2009年3月マルコ・アントニオ・バレラ(メキシコ)を負傷判定勝ちで退けて同王座の初防衛するとともに、WBOインターコンチネンタルライト級王座を獲得。同年7月シドニー五輪ライト級の銀メダリストでもあるWBA世界スーパーライト級王者アンドレアス・コテルニク(ウクライナ)に挑戦、判定勝ちで王座に就いた。2010年12月WBA世界スーパーライト級暫定王者マルコス・マイダナ(アルゼンチン)に判定勝ち、3度目の防衛に加え、王座統一にも成功。2011年7月IBF世界スーパーライト級王者ザブ・ジュダー(米国)に5回KO勝ちして5度目の防衛に成功、またIBF王座を獲得してWBA世界スーパーライト級のスーパー王座に昇格するも、12月ラモン・ピーターソン(米国)に判定で敗れ両王座から陥落した。2012年ドーピング検査でピーターソンに禁止薬物の反応が出たことからWBA世界スーパーライト級スーパー王座に復帰したが、7月WBC世界スーパーライト級王者ダニー・ガルシア(米国)との王座統一戦で敗れ王座陥落。同年12月カルロス・モリナ(米国)を破り、WBC世界スーパーライト級シルバー王座を獲得。通算戦績は28勝(19KO)3敗。174センチの右ボクサーファイター。

出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報