旺文社世界史事典 三訂版 の解説
アブデュル=ハミト(2世)
Abdül Hamit Ⅱ
オスマン帝国第34代のスルタン(在位1876〜1909)
トルコの近代化(タンジマート)に乗りだしたアブデュル=メジトの子。即位後,ミドハト憲法を発布したが,露土戦争勃発を口実に憲法施行を停止し,まもなく反動政治を強行して,その後誕生した青年トルコ(党)を弾圧した。しかし,1908年青年トルコ革命の後,サロニカに追放された。
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