アフターグロー(英語表記)afterglow

翻訳|afterglow

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アフターグロー」の意味・わかりやすい解説

アフターグロー
afterglow

気体中のグロー放電高周波放電において,急に放電を止めたのちにプラズマが減衰していく過程をいい,その過程にあるプラズマをアフターグロープラズマと呼ぶ。実験では放電をパルス的に繰返し,放電を止めたのちの時間関数として電子密度電子温度の減少する様子測定し,プラズマの損失過程を研究する。拡散再結合,電子付着などがおもな損失の過程である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

化学辞典 第2版 「アフターグロー」の解説

アフターグロー
アフターグロー
afterglow

残光ともいう.放電を中断した後のグローや,蛍光体刺激し,刺激を取り除いたのちの発光をいう.アフターグローは時間とともに明るさを減じるが,その変化から励起状態寿命など発光機構の測定ができる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android