日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 アチソン(Edward Goodrich Acheson)あちそんEdward Goodrich Acheson(1856―1931) アメリカの発明家。1880~1881年にエジソンの助手、のち電気炉を改良し、人造ダイヤモンドをつくる実験の過程でカーボランダムを得た。1895年、無定形の炭素を通電による高温でグラファイトに変化させることに成功し、さらにグラファイトをガロタンニン酸で処理した微粒のコロイド状耐熱潤滑剤を発明した。1928年アメリカ電気化学会は、彼の寄付金をもとに、学界功労者に与えるアチソン賞を設けた。[加藤邦興][参照項目] | エジソン | 黒鉛化 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例