栄養・生化学辞典「アセチルサリチル酸」の解説
アセチルサリチル酸

アスピリンともいう.解熱剤,抗炎症剤として広く用いられている薬品で,プロスタグランジン生合成経路の酵素であるシクロオキシゲナーゼをアセチル化して活性を失わせる作用(シクロオキシゲナーゼ阻害剤としての作用)があり,薬効はこれによるとされている.血小板凝集阻害作用もあり,血栓生成阻止の目的にも使われる.
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…アセチルサリチル酸の別名で,サリチル酸の酢酸エステル。1899年ドレーザーDreserによって導入された古い医薬であるが,今日でも緩和な作用ながら抗炎症・解熱・鎮痛などの作用にもとづいて広く使用されている。…
…たとえば,メチルエステルであるサリチル酸メチルmethyl salicylate(融点-0.8℃,沸点223.3℃)は,歯磨きやガム,アイスクリームなど食品用フレーバーとしてのほか,皮膚を刺激することにより逆に深部組織の炎症を和らげる目的で,消炎剤(サロメチールはこの商品名)として用いられる。また,無水酢酸を用いてアセチル化して得られるアセチルサリチル酸acetylsalicylic acid(白色の結晶,融点135℃)は,解熱鎮痛剤(アスピリンはこのドイツのバイエル社の商品名)として著名である。【村井 真二】【鶴藤 丞】。…
※「アセチルサリチル酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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