アストロブレム(読み)あすとろぶれむ

デジタル大辞泉 「アストロブレム」の意味・読み・例文・類語

アストロブレム(astrobleme)

隕石衝突に起因する地形または地質構造総称地表クレーターとして明瞭に残されたものや、岩盤に見られる円形または楕円形痕跡を指す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のアストロブレムの言及

【クレーター】より

…これは直径約1200m,深さ190mのおわん型のくぼみである。このように明瞭ではないが,地球上の地形で隕石孔によるものと考えられる地形(クレーターの化石といったもの)は,アストロブレムastroblem(星のつけた傷跡の意)と呼ばれる(図3)。統計的研究によれば直径1kmをこすようなクレーターをつくる能力のある隕石は,1400年に1個の頻度で地球に入射するといわれている。…

※「アストロブレム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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