アクア（読み）あくあ

精選版 日本国語大辞典

アクア

〘名〙 (aqua) 水。多く複合語として用いられる。「アクアポリス」「アクアマリン」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

アクア（aqua）

多く複合語の形で用い、水、の意を表す。「アクアポリス」「アクアマリン」

出典　小学館

知恵蔵mini

アクア

トヨタ自動車が製造・販売している小型ハイブリッド(HV)車。2011年に発売された。同社のHV車「プリウス」から派生した車種で、国内では「アクア」、海外では「プリウスC」の名称で販売されている。同社のHV車の中で最も車体寸法の小さい5ドアハッチバック。3代目プリウスと同じリダクション機構付THS-II HVシステム、プリウスで実績のある1.5リッターの1NZ-FXE型を改良したエンジンが搭載され、プリウスに比べ全体で42キログラム軽量化されている。これにより、ガソリン1リットル当たり35.4キロメートルという燃費効率世界一を達成。13年9月にホンダの新型HV車「フィット」に首位の座を奪われたが、同年11月に発表した一部改良モデルで燃費性能をガソリン1リットル当たり37キロメートルまで向上させ、世界一の座を取り戻した。

(2013-11-28)

アクア

トヨタ自動車が2011年より製造・販売している小型ハイブリッド車。同社のハイブリッド車プリウスの派生車種で、海外では12年より「プリウスC」の車名で販売されている。5人乗りの5ドアハッチバック車で、排気量1.5リットルのエンジンと小型軽量の最新ハイブリッドシステムを搭載している。ガソリン1リットル当たりの燃費性能は、JC08モード(実際の走行パターンに近い状態で行われる自動車の燃費測定方法)で35.4キロメートルと、国産乗用車トップ(13年4月時点)。価格は169万円から。プリウスより低燃費、小型、低価格であることから支持を集め、2012年度の車名別新車販売台数では3年連続1位のプリウスを抜き、初の首位を獲得した。

(2013-4-6)

出典　朝日新聞出版

化学辞典 第2版

アクア
アクア
aqua

【Ⅰ】水を意味するラテン語．[別用語参照]王水【Ⅱ】錯体中の中性配位子の水をよぶときの名称．IUPACの1953年の暫定規則で，語尾をoに変えるのは陰イオンに限ることにし，水は陰イオンではないから，aquoではなくaquaとした．しかし，aquoアコ(アクオ)という名称が広く用いられていたため，aquoを例外として認めてきたが，IUPACの1970年規則で，本来のラテン語のとおりaquaアクアに改訂された．

出典　森北出版「化学辞典（第2版）」

デジタル大辞泉プラス

アクア

イタリア、オマス社の筆記具の商品名。「ボローニャ」シリーズ。水路をイメージ。万年筆とボールペンがある。

出典　小学館

世界大百科事典（旧版）内のアクアの言及

【配位水】より

…広義には，塩類に限らず錯体中で中心原子に配位している水をいう。錯体化学での配位子名はアクア。たとえばCuSO₄･5H₂Oの結晶中では，4H₂OがCu^2＋に配位して配位水となり平面正方形型の[Cu(H₂O)₄]^2＋錯体をつくり，この平面の上下からSO₄^2－が配位し，残りのH₂OはSO₄^2－と結合して陰イオン水となっている。…

※「アクア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」