アウェンチヌス丘(読み)アウェンチヌスきゅう(英語表記)Mons Aventinus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アウェンチヌス丘」の意味・わかりやすい解説

アウェンチヌス丘
アウェンチヌスきゅう
Mons Aventinus

古代ローマ市のローマ七丘一つ。現アベンティノ。テベレ川を見おろす急峻な丘でムルキア谷によって他の諸丘と分離されている。そこにはすでに共和政以前のラテン同盟の守護女神ディアナとルナを祀った2つの神殿があった。前 456年プレプス (平民) に与えられた公地となり,平民居住区として繁栄した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android