法則の辞典 「アインシュタイン方程式」の解説
アインシュタイン方程式【Einstein equation】

式のように表されるが,ここで Rij はリッチテンソル,R はスカラー曲率,&scriptg;ij が計量テンソルである.G はニュートンの万有引力定数,c は光速度であるが,この式の右辺に現れる8πG/c4 はアインシュタインの重力定数という.Λ はL-2 の次元をもつ定数で「宇宙項」と呼ばれる.Λ-1/2 は宇宙の大きさに関係すると考えられる.
厳密解を求めるのはきわめて難しいが,それでも,シュヴァルツシルトの外部解と内部解*,ヴァイル解*,富松‐佐藤の解*などいくつかの厳密解が知られている.