アイシング

精選版 日本国語大辞典 「アイシング」の意味・読み・例文・類語

アイシング

〘名〙 (icing)
ケーキなどの表面に塗る、砂糖主成分とする衣。
② (icing the puck の略) アイスホッケーで、相手チームと同数かそれ以上のチームのプレーヤーが、センターライン後方からパス、またはシュートをし、そのパック相手方ゴールラインを越えた場合をいう。ゴールに入れば得点となるが、他の場合はフェースオフとなる。
医学で、患部を冷やすこと。火傷打撲の際の応急処置や、スポーツの後の疲労回復などのために行なう。

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デジタル大辞泉 「アイシング」の意味・読み・例文・類語

アイシング(icing)

粉砂糖に卵白を加えて練ったもの。ケーキなどの表面に塗る。
アイスホッケーで、センターラインの後方からパスまたはシュートしたパックノータッチで直接相手のゴールラインを越えること。アイシング‐ザ‐パック。→フェースオフ
炎症鎮静や疲労回復などのために、身体一部を氷などで冷やすこと。
着氷1

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アイシング」の意味・わかりやすい解説

アイシング
あいしんぐ
icing

菓子類のデコレーションの一種。菓子類の表面を飾る装飾的役割をし、また、菓子の乾燥を防ぐ効果がある。材料は卵白と砂糖で、作り方は、卵白に粉砂糖を少量ずつ加えながら泡立て、レモン汁を加える。これを塗ると、不透明な薄氷が張ったような感じになり、名前はこれに由来する。

[小林文子]

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「アイシング」の解説

アイシング【icing】

洋菓子やパン、果物などにかける糖衣。砂糖を水や卵白に溶き混ぜたものやフォンダンを用いるほか、洋酒・バター・クリームチーズ・チョコレートなどを混ぜて用いることもある。◇「フロスティング」「グラス」ともいう。

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栄養・生化学辞典 「アイシング」の解説

アイシング

 (1) ケーキ,ペストリー,クッキーなどを,砂糖を主とするクリーム状のペーストなどで飾ること.(2) 氷蔵の意味にも使う.

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